イベント情報

更新日2016年7月13日

オープンキャナルデイのお知らせ

終了

開催日

2016年07月17日(日)

尼崎の北堀運河に棲んでいる生きものから、水質や環境を見てみようという調査が始まっています。「ボサカゴ」という仕掛けを使って、そこにいた生きもので水中の環境を予想しようという試みです。ボサカゴは、竹ぼうきの先のように目の細かい木の枝を水に浸すと、そこを隠れ家だと思った生き物が集まる習性をいかした、昔ながらの漁を応用したものです。

 

中にいたのは、クロダイやチチブといったこれまで「定番」だった魚たち。そして、ウロハゼ、スズキ、メバルが初めて確認され、観察に立ち会ったメンバーからは思わず感嘆の声がもれたのでした。

 

また、この日は水質浄化施設に設けられた潮だまりの中に、魚の卵を発見。顕微鏡で見ると、くりくりとした2つの目が動いていました。周りにいる魚からして、チチブかと思われますが、特定はちょっと難しいようです。

 

出典:「尼崎運河に行こう」Facebookページより

最後は、次の観察のために新しいボサカゴを「入水」。1つは水面下50センチくらい、もう1つは水面下3メートルに設置し、どんな違いが出るか観察します。引き上げと観察会は、8月21日(日)の予定です。

しばらく水面下に旅立つボサカゴに、思わず「行ってらっしゃ~い」という声も飛び出しました。

 

 

次回のオープンキャナルデイは7月17日(日)の開催です。

(少雨決行、参加申し込み不要。途中参加・退出可)

 

場所:北堀キャナルベース,水質浄化施設(尼崎市道意町6丁目)

 

●スケジュール(予定)

9:00-9:30   浄化施設の水質調査~水抜き

10:00-11:00 新ミュージックビデオ担当者会議

11:00-12:00 水路の浄化活動

12:00-13:00 休憩

13:00-14:00 キャナルフェスティバル実行委員会会議、アミコン設置

14:00-15:00 干潟づくり企画会議

15:00-    生物の観察など

 

環境と生きものについて学べる尼崎運河は、夏休みの自由研究にもぴったりです。専門家も多数参加しますので、お気軽にお越しください。

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