森の会議

更新日2018年10月18日

森の会議レポート(2018年10月6日)

10月の森の会議当日は、あましん植樹祭の日でもありまあした。たくさんの方が尼崎の森中央緑地パークセンターに来園されて、自宅で2年間育ててきた苗を植えていました。そんな中はじまった今回の森の会議。

<参加者の自己紹介からスタート。今回のお題は「秋の味覚」>

冒頭は、関西地方でも大きな被害を出した台風に関する報告から。新しくできた古民家の茅葺(かやぶ)き屋根が今回の台風によって大きなダメージを受けています。茅(かや)が逆立った状態になってしまうのを見ると痛々しい。オープン前に傷んでしまうのは非常に残念ですね。

一方で、神鋼桟橋の活用に関する検討は少しずつ前に進んでいます。先日の尼崎21世紀の森づくり協議会にて、活用のイメージ案が共有され、今後の進め方についての話し合いが行われました。港湾の計画を決めるには多くの関係機関の連携・協力が必要なようで、ビッグプロジェクトになりそうだと一同気合いが入っていました。まずは事例をつくっていこうということで、近々イベントが企画されそうです。

<岸本さんからは、森づくり協議会で提案した桟橋活用案の紹介>

そのあとは、直近で行われるイベントの紹介。10月から11月はイベントが盛りだくさんです。10月20日(土)は臨海部で「謎解きゲーム」、10月21日(日)は「森のフェスタ」、11月4日(日)は「あまがさきモリンピック2018」、11月16・17日(金・土)「全国運河サミット in 尼崎」。毎週末イベントが行われているくらいの感じですね。

最後は、参加者の方から寄せられた「今後やってみたい企画・取り組み」に関する意見交換会。今回は、「KASSEN(合戦)」と「吸いがらアート」の話題が特に盛り上がりました。

「KASSEN」は、森の会議・常連の守(もり)さんからのご提案。夏に盛り上がった水鉄砲合戦に代わるアイデアです。今回は冬にも楽しめるコンテンツをつくろうということで、新聞と紙風船を使った「KASSEN」という遊びをご提案くださいました。

<「KASSEN」について提案してくださった守さん>

まだ若干改良の余地がありそうですが、11月4日(日)開催の「あまがさきモリンピック2018」の際に試験的に実施されるそう。関心のある方がいらっしゃれば、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。

もう一つは「吸いがらアート」。世界ポイ捨て吸い殻アート協会(通称「セカポイ」)から野瀬さんがお越しになり、活動のご紹介をしてくださいました。

<世界ポイ捨て吸い殻アート協会の野瀬さん>

たばこの吸い殻を並べて絵や文字にするとみんなに面白がってもらえるということでスタートされた活動・団体さんとのこと。ゴミ拾いを面白がる視点が素敵ですね。具体的に尼崎の森や会議参加者と組んで何かをする、という話までにはなりませんでしたが、今後いろんな団体やイベントとコラボして、たくさんの「アート作品」をつくっていかれるとのこと。注目したいところですね。

<パークセンターの有本さんは、尼崎の森中央緑地のロゴマークをお披露目>

これからますます寒くなっていきますが、森の会議は毎月第1土曜日の10時から開催。次回は11月3日(文化の日・土)10時から@尼崎の森中央緑地パークセンターです。当日午後からはモリンピックの設営もおこないます。どなたさまでもお越しいただけますので、お気軽にどうぞ。

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