レポート&コラム

更新日2014年10月22日

『野の花スクール花の守人(もりびと)講座「ゐなの花野」の楽しみ方』を開催しました!

10月17日(金)、尼崎の森中央緑地パークセンターで『野の花スクール花の守人(もりびと)講座「ゐなの花野」の楽しみ方』を開催しました。

今回、森づくり定例活動を兼ね、前半は兵庫県立大学名誉教授の服部保先生によるゐなの花野の楽しみ方の講義を行い、後半はゐなの花野に実際に野草を植えつける体験を実施しました。

前半の服部先生の講義では、
・「ゐなの花野」と名づけるきっかけとなった地名「ゐなの(稲名野)」の由来
・「ゐなの(稲名野)」に広がっていた草原の風景について
・草原によくみられる七種(ななくさ)が万葉集などの詩(うた)に読まれてきたことについて
・「ゐなの花野」の目指すべき目標像について
など、野草の生態の話から文化の話まで多岐にわたる内容で、参加者の皆さんも興味深く講義を聞いておられました。

 

後半は、パークセンター前のゐなの花野に、阪神間の山々などで自生する種から育てた野草の苗を植え付けました。見本園となるよう、多様な環境に育つ様々な種類の野草を揃えました。

 

 

~尼崎の森中央緑地の「ゐなの花野」では、阪神間の草原、水辺、海岸など多様な環境に育つ野草を見ることができます。
「ゐなの花野」に足を運んで、野草を眺めながら日本古来の風景に思いをはせるのはいかがでしょうか。
 

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