レポート&コラム

更新日2021年2月6日

【森のしんぶん冬号から】ミヤーキーの森写

森のしんぶんの「ミヤーキーの森写」のコーナーから記事をご紹介します。他の記事を読みたい方は、尼崎の森中央緑地パークセンターに設置されている森のしんぶんをご覧くださいね。

 

尼崎の森を激写する男「ミヤーキー」こと三宅喬さんが見つけた意外な風景写真連載

 

今回もテーマを定めずに、一寸アートなものを集めました。

 


<世界三大紅葉の一つ「ニシキギ」>

 

 最初は「ニシキギ」、世界三大紅葉の一つです。ピンク系の色合いは、余り見る機会が少ないと思います。撮影場所はスポーツの森の東南角の植垣です。羽根を持つ特殊な幹ですが、好き勝手に四方に沢山の枝を伸ばしているので、写真を撮るのに苦労した対象です。

 


<黄色に色づいた「エノキ」>

 

 次は「エノキ」の葉っぱ1枚を捉えたものです。中央緑地では沢山植えられています。黄色に色好き、森を明るくしてくれています。はじまりの森では、比較的若い樹にゴマダラチョウが卵を産みつけてくれています。唯、年々数が減ってきている感じがします。

 


<トベラの実>

 

 次は、実です。これは「トベラ」。潮風や乾燥に強いので、中央緑地の海側に沢山植えられています。赤いのが種ですが、ネチョネチョしていて取扱い要注意です。鳥たちの嘴にくっ付いて運んで貰おうという算段のようです。

 


<マサキの実>

 

 これは、「マサキ」の実です。トベラ同様沢山植えられています。ドッサリと実を付けるので、遠くからでも良く見えます。外側の殻は、緑⇒深紅⇒色あせた茶色系の薄い赤色(写真)と変化します。

 


<コナラの実生>

 

 最後は「コナラ」のどんぐりが芽生えた時の写真です。コナラの若葉はとても毛深いので、光を受けると銀色に輝きます。と同時に赤系統の色付きも見られ、とても綺麗です。下側にぼんやり写っていますが、二つに割れたドングリが見えます。このドングリも時に深紅色になっているのを見掛けます。そのドングリをいろいろ乾燥の仕方を変えて色を残せないか試していますが、未だ成功していません。

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