レポート&コラム

更新日2022年4月15日

「あまもり畑でむかし体験」第1回開催!!

親子で畑作業やむかしの暮らし方を体験する「あまもり畑でむかしの暮らし」の第1回を7組24人の親子の参加で開催しました。

まず、みんなで尼崎の森中央緑地の生物多様性コーディネーターの石丸先生からお話を聞きました。

むかしの暮らしはどのように自然とかかわった生活をしていたか、どのように自然を大事にしていたか、それが日本の里山の生活の仕方で持続可能な生き方だということを・・・

この「あまもり畑でむかし体験」ではこの地域の伝統作物、「尼イモ」と「武庫一寸」を育てます。

お話の後、その「尼イモ」の種芋を畑にみんなで植えました。かやぶき民家の活動をしている「かやぶき民家友の会」の皆さんが

指導をしてくださいます。

穴を掘り、お芋を土に埋め、お水をかけます。さつまいもは、この種芋から出たツルを畑に植えこんで育てます。

いっぱいツルを出してね、と願いながらそれぞれ自分が埋めたお芋に水をあげました。

その後もう一つの作物、「武庫一寸」の観察。

こちらは昨年冬の初めに植え付けた苗がもう花が咲いてきています。この畑では、農薬は使いません。だから武庫一寸の柔らかい芽をめがけて「アブラムシ」がたくさん集まってきています。またそのアブラムシをめがけてテントウムシやテントウムシの幼虫も。みんなでたくさんアブラムシのついている芽を摘みました。テントウムシはアブラムシを食べてくれます。たくさんいるテントウムシ、頑張ってね。その他、小さな小さなバッタやチョウチョも見つけました。

そんな畑を体験し、かやぶき民家に戻り、でかける前にかまどの火にかけたかまど炊きごはんをみんなで頂きました。

これから1年間、みんなでいろんなむかし体験を楽しんでくださいね。

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