レポート&コラム

更新日2025年4月23日

●難波愛の園幼稚園環境学習レポート●

難波愛の園幼稚園の皆さんが環境体験学習に来てくれました!

先日、難波愛の園幼稚園の皆さんが環境体験学習に訪れてくださいました。


澄んだ青空のもと、元気いっぱいの子どもたちの声が森に響き、自然とふれあう一日がはじまりました。

葉っぱのにおい、どんなにおい?

身近な植物の葉っぱに触れてみる「葉っぱのにおい体験」。


クサギやコクサギといった少し特徴のある葉を手に取って、実際ににおいをかいでみました。

クサギの葉っぱを手にして「ふわふわしてる〜!」「くさい〜!」


そんな声があちこちから聞こえ、子どもたちは楽しそうに葉っぱを観察していました。

次はお鼻直しに、コクサギの葉を1枚ずつ手渡していきます。「ミカンのにおいがする!」という声も。


「そうだね。コクサギはミカンの仲間なんだよ」とお話すると、子どもたちは「へぇ〜!」と目を輝かせていました。

天水池でのいきもの観察

続いて、森の中にある「天水池(てんすいいけ)」へ移動し、生き物の観察を行いました。


この池は雨水のみでできた自然の池で、さまざまな小さな生き物たちが暮らしています。

池の中では、ミナミヌマエビやイトトンボのヤゴ、さらにはコオイムシの姿も見られました。


「透明でかわいい!」「これがトンボになるの!?」と、興味津々の子どもたち。

また、この日は運良くアオイトトンボの成虫(オスとメス)にも出会うことができました。


「このきれいなトンボは、さっきのヤゴが大きくなった姿なんだよ」と説明すると、子どもたちは感動した様子でじっと観察していました。

池の近くを離れると、どこからともなくカエルの声が聞こえてきました。


「カエルの歌だ〜!」と、耳を澄ませて静かに聞き入る子どもたち。森の静けさと生き物たちの音に包まれた、心あたたまるひとときとなりました。

最後に

たくさんの発見と驚きがつまった自然体験。


子どもたちは、「また来たい!」「楽しかった!」と笑顔で感想を伝えてくれました。

自然の中で五感を使いながら学ぶ時間は、子どもたちの心にしっかりと残る貴重な体験です。


公園では、こうした体験を通じて、自然や命のつながりを感じられる学びの場を今後も提供してまいります。

ご参加いただいた幼稚園の皆さん、本当にありがとうございました!


またぜひ、公園に遊びにいらしてくださいね。

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