レポート&コラム

更新日2025年10月11日

9月の森の会議レポート(2025年9月6日(土))

 9月の森の会議は、10月に開催するイベント「こもれびキャンプ」に向けてアイデア出しなどを行いました。

 

<石丸さんの森づくり連続ミニ講座>

 「チョウ指数」という言葉。聞いたことありますか?生息しているチョウの種類で、その土地がどのような環境かを測る指数だそうです。尼崎の森中央緑地では、チョウ指数4のミズイロオナガシジミが数年前から見られるのだそう。幼虫の時は、ドングリの葉を食べ、成虫になると樹液を吸うため、立派な森がある場所を好むチョウです。尼崎の森中央緑地は、ミズイロオナガシジミが好むほどに豊かな環境になってきていることが分かります。これからより豊かくなれば、もっと珍しいチョウに出会えるかもしれませんね。

 

<森でやってみたいことは?>

 10月に尼崎の森中央緑地の森とかやぶき民家で実施する「こもれびキャンプ」に向けて、チラシ案を見ながら、何ができそうか話し合いました。

 「家に眠っているアウトドアグッズを持って来て、森の中で使うのはどうか?」、「コーヒーを飲みながら読書を楽しみたい」、「七輪で何か焼いてみたい」などのアイデアが挙がりました。

<真夏の日差しを浴びながら森へ移動>

 アイデア出しの後は、実際に会場となる森を見てみようということで、暑い日差しが降り注ぐ道を歩いて、森へ行きました。

<”こもれび”の森へ>

 森の中に入っていくと、イベント名通りに木漏れ日の光景が目に入り、「体感が全然違う!」との声が。10月はもっと涼しく、より快適に過ごせるかもしれませんね。

 

<オリンピック選手が植えたオリーブ>

 今年、国際オリンピック委員会の会長に就任したジンバブエ共和国出身のコベントリーさん。2008年に、北京オリンピック出場の競泳チームの一員として、尼崎の森中央緑地でオリーブを記念植樹されたそうです。そのオリーブが、今どうなっているのかを見に行きました。

<オリーブの実を発見!>

 実がなり、このままもう少し経てば食べ頃になりそうでした。

 

 次回は、10月4日(土)10時から16時まで、尼崎の森中央緑地のかやぶき民家とあましんの森で「こもれびキャンプ」を行います。暑すぎる夏から脱して、涼しい森の中で、やってみたいことをやりましょう~

 

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