レポート&コラム
更新日2014年2月4日
森の写真講座レポート
森のレポート部の第1回は「森の写真講座」。講師は尼崎在住の写真家の小林哲朗さん。工場写真家としても有名で、写真集「工場ディスカバリー」を出版されるほど。昨年からは尼崎工場写真ツアーのガイドとしても活躍され、尼崎の工場地帯の撮影ポイントは誰よりも詳しい方なのです。
そんな小林さんと運河沿いにスポーツの森までのコース約2キロを歩きながら、おすすめスポットや撮影のコツを教えていただきました。参加者はご夫婦やファミリーなどカメラ愛好家20名。マイカメラ片手に気になるものをどんどん撮っていきます。やはり人気は工場地帯ならではの風景。運河沿いは、すぐ目に前で動く工場を見られるのです。
縦横無尽に走るパイププラントを前にカメラを構える参加者。
見慣れない鉄塔の形とそこから伸びる電線の集合体。
プラントのほぼ全貌が見える日油工場は工場地帯のハイライト。
いよいよコースの最終地点、尼崎の森中央緑地へ。そこにある「はじまりの森」は「尼崎21世紀の森」プロジェクトの植樹がスタートした場所。植樹から7年が経ち、木立の中には散策路も作られています。「こんな場所があるなんて初めて知った。これからの森の成長が楽しみ」と尼崎在住の男性。落葉樹の森の木々の間から見える傾き始めた夕陽とともに、冬枯れの風景を撮影していました。
その後、室内に入り、参加者のうち3名の方の写真をみんなで鑑賞。同じ場所でも、人によって写真の切り取り方、目の付けどころの違いがあって比較してみるのは面白い。最後には講師の小林さんが撮った写真も見せてもらいました。迫力ある写真に参加者から感嘆のため息も。カメラを構える参加者を密かに撮った写真はまるでCMのひとコマのように素敵なものでした。
参加者の皆さんがどんなベストショットを撮ったかは、講師の小林哲朗さんの講評を添えて投稿しますのでお楽しみに。
この記事をシェアする
Articles記事一覧
「尼崎21世紀の森構想」の最新記事
-
2024年11月13日(水)
8月9日(金)環境学習フォーラム2024~尼崎森と運河の発表会~レポート
尼崎臨海地域(尼崎21世紀の森構想エリア内)の環境学習の取組みを、広く伝えることを目的としたイベント…
-
2022年06月28日(火)
【森のしんぶん夏号から】森の会議で会いましょう
森のしんぶんの「森の会議で会いましょう」の記事をご紹介します。他の記事を読みたい方は、尼崎の森中央緑…
-
2022年04月14日(木)
【森のしんぶん冬号から】そろそろ21世紀の話をしよう
森のしんぶんの「そろそろ21世紀の森の話をしよう」の記事をご紹介します。他の記事を読みたい方は、尼…
-
2022年04月14日(木)
【森のしんぶん春号から】森の人気企画を楽しむ記念イベント
森のしんぶんの「そろそろ21世紀の森の話をしよう」の記事をご紹介します。他の記事を読みたい方は、尼…
-
2020年12月28日(月)
「緑も水辺も育む賞」感謝状を贈呈
兵庫県尼崎港管理事務所では、道路や運河沿いの公共空間で緑化活動、美化活動に取り組んでいる企業に対し…
-
2020年01月27日(月)
中央緑地パークセンターにウォーターサーバーを設置しました
尼崎21世紀の森づくり構想に掲げる「森と水と人が共生する環境創造のまちづくり」を推進しています。 …