レポート&コラム
更新日2014年3月5日
森のスケッチ講座レポート
森のレポート部の第2回目は「森のスケッチ講座」。尼崎南部地域の情報誌「南部再生」でもお馴染みのイラストレーター綱本武雄さんを講師に迎え、北掘キャナルベースで行いました。講師の綱本さんは「南部再生」の南部百景のほか、阪急沿線情報紙「TOKK」への連載もしています。ほのぼのした優しいタッチのイラストが人気です。
例えば、手紙にイラストを添えたり、森のレポートが写真はもちろん手描きイラストで発信できたら素敵です。講座には、そんな技を身に付けようと多くの皆さんが参加されました。
今回は、風景をいきなり描くのは難しいので、森の素材を拾ってきて、それを見ながらスケッチをすることにしました。まずは素材集めに運河周辺の公園へ。みんなそれぞれに、気に入った枯葉や実、松ぼっくり、野草などをキャナルベースに持ち帰りました。
そして、まずは下絵描きからスタートです。「絵を描くなんて中学以来50年ぶりです」なんて、いう人もいましたが、意外にも皆さん、躊躇なく黙々と描き進んでいきます。ポストカードサイズの用紙に2枚、3枚とチャレンジする人も。
下絵が描けたら、次はいよいよ色塗りです。講師の綱本さんが持参した画材も借りて塗っていきます。下絵の鉛筆の線が残る透明水彩といった初めて触れる画材もありました。「ちょっと失敗したかも…」と、綱本さんにどう描き直せばとアドバイスをもらったり。そんな風に熱中すること2時間あまり。
完成した絵は、みんなの前でドキドキの発表です。一見同じような葉っぱでも、それぞれに個性溢れる一点モノの絵になりました。そんな皆さんの素敵な絵を、後ほど一点ずつ紹介しましょう。
文:香山明子
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