森の会議

更新日2017年8月17日

森の会議レポート(2017年8月5日)

ずいぶん暑くなってきました。それでも森の会議は、毎月第1土曜日の午前中に開催されます。

改めて、森の会議の説明を少し。

平成14年に策定された21世紀の森構想では、尼崎の臨海地域における環境共生型のまちづくりを目指しています。そのリーディングプロジェクトとして整備が進むのが、「尼崎の森中央緑地」です。

森の会議は、尼崎の臨海部(1000ヘクタール)のまちづくりについて考える会議。現在は、21世紀の森構想の拠点である尼崎の森中央緑地をどのように活用していくかということを中心に、参加者のみなさんと一緒に議論をしています。

森づくりに関わるアマフォレストの会の三宅さんからは、このエリアは一面工場だったことや、生物多様性をキーワードに森づくりを行っていることなどが話されました。初めての参加者は、しきりに感心していました。

・・

そんなところからはじまった今回の森の会議では、大きく進んでいる森のプロジェクトについての進捗報告が二つ。

8/27(日)に開催される森の自由研究フェスは、18ブースの出店者が確定しており、当日に向けて鋭意調整中。サンケイリビングにも取り上げられたので、当日はたくさんの方がいらっしゃるかもしれませんね。企画者である「学習教室こかげ」の太田さんは、地域の大人と関わることで学びを広げてほしいと意気込まれています。

11/4(土)に開催される尼崎モリンピック(ちょっと変わった運動会)は、様々なパートナー団体・企業とともに企画を進めています。前回判定が難しかったスキップという競技は、ケン2(ケンケンと読みます)に変更。今回は飲食ブースなども誘致して、さらに盛り上げていきます。尼崎モリンピックは、月に一度のパートナーズ会議を経て、当日を迎えます。

その他、森のおもちゃ箱やまちライブラリー、また秋以降は森の会議の開催場所を変えようという「森の会議キャラバン」企画も立ち上がっています。

さらにこの日は、北堀運河を中心に自然と触れ合えるプログラムづくりに取り組んでいる「あまん樹」メンバーによる、鳥の巣箱づくり体験会もおこないました。

あらかじめ切り出してある材料(贅沢!)を、順番に釘打ちして組み立てます。最後に鳥が入る穴をドリルであけるのですが、この大きさがポイント。今回はシジュウカラに合わせた21ミリにしました。これより大きいと、スズメなどほかの鳥が使ってしまうのだそうです。巣箱づくりは、8/27(日)の森の自由研究フェスでも実施します。

9月の森の会議は、2日(土)の10時から。場所は尼崎の森中央緑地です。新しい参加者の方も随時大募集中。お気軽にお越しください。

この記事をシェアする

Articles記事一覧

「森の会議レポート」の最新記事