植物図鑑

更新日2022年3月15日

エドヒガン

エドヒガン 江戸彼岸

Cerasus spachiana var.spachinata f.ascendens

バラ科 

観察できる場所:大芝生広場北西の階段付近、森づくりエリア内園路沿いなど

落葉樹林に生える野生のサクラ。

葉が出る前に花が咲きます。長寿のサクラで、枝垂れの変異が現れることもあり、全国各地の枝垂れ桜の古木は、エドヒガンが多いそうです。

 

街中のソメイヨシノより、少し早く開花します。

ソメイヨシノというサクラは、江戸時代に、このエドヒガンとオオシマザクラという野生のサクラ同士をかけ合わせて作られた園芸品種です。

花の基部は、丸く膨らむのが特徴です。

若い幹の樹肌には、ヤマザクラなどと同様に横長の点々(皮目ひもく)がありますが、

大木になると縦の割れ目ができて、サクラの樹肌だとは分かりにくいです。

この記事をシェアする

Articles記事一覧

「生物図鑑」の最新記事