ゐなの花野速報

更新日2014年7月3日

野草と雑草の違いは何でしょう!?

森づくりでの夏場は、植樹した苗木が無事に大きくなるように、生命力の強い雑草を只管引き抜き、取除いてやるのが大事な仕事です。その意味で雑草とは余り有難くない<雑なる草>でしょうか。一方、野草とは文字通り<野にある草>。 実は、はじまりの森では森と道との境目が、外来の雑草で被われています。その部分を在来の野草で置き換えられたらと願って、去る6月1日特定の場所を定めて、野草の植栽試験を始めました。1ヶ月が経ち、今二つの野草が花を付けてくれました。 ◆写真左が<ダイコンソウ>で、花言葉は「前途洋洋」。高山植物で有名な<チングルマ>と同じ仲間です。◆写真右が<カワミドリ>で、花言葉は「最後の救い」。シソ科の野草でハッカに似た香りがしており、差し詰め和製ハーブです。 *どちらも昔から生薬として重宝されているのですが、最近は観賞用として楽しむ方が増えている様子。写真右のカワミドリの一つの花の形に注目して観て下さい! (文・森のレポーター部員) 

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