レポート&コラム

更新日2020年10月7日

10月の森の会議レポート(2020年10月3日)

すっかり秋めいた陽気の10月3日(土)に、今月の森の会議を開きました。

 

 今回は兵庫県の2050年のビジョン計画作りのために、金澤副知事や阪神南県民センターの正垣センター長など兵庫県職員のみなさんが参加し、30年後の尼崎の森や兵庫県の未来について話し合いました。

 


<挨拶をする金澤副知事。21世紀の森構想初期の計画作りで関わりがあったそう>

 

 まずは「2050年これだけはマシになってほしいこと」をテーマに、グループに分かれて意見を出し合いました。参加者からは「公共空間のルールが緩和されてほしい」や「子育ての選択の自由」、「地域らしい景色が見られたら」などの意見が。尼崎運河でパドルボートのイベントをしている岸本さんからは「運河の水を全て抜いてヘドロを取り除いてほしい。水がきれいになれば、この地域に住宅が建ってもっと良い場所になると思います。」とコメントがありました。金澤副知事は「30年あれば運河をきれいにすることもできるかもしれません。みなさんからいただいた意見を、できる限り計画に反映させたいと思います。」と話していました。

 


<少人数に分かれて30年後の未来に思いを巡らせます>

 

 そのあとは、11月1日(日)に予定している「AMAGASAKI2020」の企画について話し合いました。今回は感染症対策を取りながら20メートルのサークルの中で、モリンピックの記録会やヨガ、森の自由研究、モルック体験会、ハーメルン楽団の演奏などが同時に楽しめる「日常以上イベント未満」の小さな催しを予定しています。「たくさんの人に楽しんでもらいたいけれど、集まりすぎると感染リスクが高まってしまう…」という葛藤の中ですが、尼崎の森を満喫できる1日になると思いますので、興味のある方は遊びに来てくださいね。詳細はこちらをご覧ください。

 

 

 また8月の森の会議で初めて挑戦した「モルック」は、岸本さんを中心に「モルック尼崎会」が立ち上がることに。11月から森の会議が開かれている第1土曜の午後に、尼崎の森中央緑地の大芝生広場で練習会をするそうですので、こちらもぜひご参加くださいね。尼崎ではまだ始めたばかりのスポーツですので、今からみんなで切磋琢磨して上達したいと思います!

 

 次回の森の会議は10月7日(土)。「AMAGASAKI2020」の振り返りや、午後からはモルック尼崎会の初練習会を行います。詳細はウェブマガジンやフェイスブックなどでお知らせしますので、ぜひご参加くださいね。

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