レポート&コラム

更新日2021年1月28日

【森のしんぶん冬号から】森で5つの輪を描きました!

森のしんぶんの「トップ記事」のコーナーから記事をご紹介します。他の記事を読みたい方は、尼崎の森中央緑地パークセンターに設置されている森のしんぶんをご覧くださいね。

 

 全国各地でイベント主催者が試行錯誤するなか、「森の会議」としてさまざまなイベントを行ってきたメンバーも迷いと葛藤の中にありました。毎年実施してきた「あなたとなにかがヨガする日(通称あなヨガ)」と「森の自由研究フェス」は中止。さらには「あまがさきモリンピック」も開催について検討を重ねていました。「やはり、中止するのが妥当な判断なのではないか」「子どもたちにたくさん集まってもらうのは難しいので、中止しよう」という声も。「でも、それでもなにか考えてみたい。2020(ニーゼロニーゼロ)って言いたい!」そんな声もメンバーからあがりました。

 


<モリンピックの競技「ドッグ」の記録会のようす>

 

できることを挑戦しよう

 いろいろなイベントや集まりが中止・延期になっていく状況でも、なにか形に残しておきたい。そうした森の会議メンバーの願いのような声を受けてつくられたのが、今回の「AMAGASAKI2020」。尼崎の森の芝生広場に5つの大きなサークルを描き、感染症対策を取った人は手首にタグを付けて、森の自由研究、あなヨガ、モルック、ハーメルン楽団、モリンピックを楽しみました。

 


<サマセミハーメルン楽団にはかわいい演奏者も>

 

日常以上イベント未満

 イベントなのかそうでないのか。まさに今回の企画は、日常と非日常のあいだを探るような取り組みであったように思います。企画運営に関わるみなさんは、当日スタッフをしながらも、ゆったりとそれぞれで交流。「普段じっくり話せないけれど、この機会に話すことができた」と話すメンバーもいました。企画者も、スタッフも、お客さんも、全員がゆるやかに混ざり合っていたような場。コロナ時代の新しい企画の形が少し見えたかもしれません。

 


<大声で笑うラフターヨガは大盛り上がりでした>

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