レポート&コラム
更新日2021年1月9日
【森のしんぶん冬号から】ミツバチの引越し
森のしんぶんの「森の会議で会いましょう」のコーナーから記事をご紹介します。他の記事を読みたい方は、尼崎の森中央緑地パークセンターに設置されている森のしんぶんをご覧くださいね。
9月5日(土)の森の会議では「今こそ蜜の話しをしよう」と題して、尼崎鉄工団地事務局長の宮田德三さんから「尼みつ」についてお話を聞きました。また、養蜂事業を始めた理事長の西村善明さんには当時の思いを語っていただきました。
尼崎鉄工団地では、2010年4月から工場屋上に3万匹の蜂と巣箱を設置し養蜂をスタート。工場緑化としてミツバチの蜜源となる花を植えるなど、蜜が集まりやすい環境を整え、年間約400kgもの蜂蜜を収穫しているのだとか。ミツバチの天敵となるスズメバチがいないことや、ミツバチの方向感覚を狂わせる農薬を使った畑が周囲にないことから、美味しい蜂蜜がたくさん採れると言います。
<尼みつの説明をする宮田さん>
尼みつを食べてみよう
説明のあとは、みなさんお待ちかね尼みつの試食タイム。夏に採れる蜂蜜は、ネズミモチの花の蜜が多く茶色い色をしています。季節によってミツバチが蜜を集める花が変わるので、蜂蜜の色や味も少しずつ変化するのだとか。
<尼みつを試食してみました>
そんな養蜂の蜂と巣箱ですが、2020年8月に鉄工団地から尼崎の森へと移設されました。森の会議では、その移設された巣箱を早速見学。これからの森での養蜂に注目してくださいね。
<ミツバチは4〜5キロメートル先まで飛んで戻ってくるそう>
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