レポート&コラム
更新日2021年6月18日
6月の森の会議レポート(2021年6月5日)
6月5日(土)は2ヶ月ぶりに森の会議を開きました。5月の森の会議で予定していた「虫トーク」と昆虫採集をした様子をご紹介します。
<子どもから大人まで昆虫好きが30人以上集まりました>
これまで森の会議では、秋に開催予定の虫とりイベントについて話し合いを進めてきましたが、森の会議メンバーはあまり虫に詳しくないとのこと。そこで今回は昆虫マニアにお越しいただき、それぞれの昆虫愛を語っていただく「虫トーク」をしました。
30人以上の昆虫に興味のある大人が集まりましたが、なかでも80歳の初参加・中村さんは自作の標本箱と魚釣りの道具を改造した巨大な虫取り網を持ってきてくれました。他のみなさんも蝶や甲虫など、それぞれの専門分野を紹介。9月20日(月)に開催を予定している「虫とりイベント」でできそうなことを発表しました。
<小学4年生から虫とりを始めたという中村さん(中央)>
<中村さんはこの日のために武田尾で蝶を採取し、見本を作ってきてくれました>
中村さんは捕まえた昆虫を標本箱にするワークショップができそうとのこと。パークセンターの虫とりイベントで「虫とり名人」として活躍する小田さんからは「バッタのオリンピックをしたら楽しそう」とアイデアが出ました。バッタのオリンピックは、選手(バッタ)採取をして、同じ種類ごとに飛距離や滞空時間を競う遊びです。他にも「レアな虫探し」や「昆虫食」など、面白そうな提案に参加者は盛り上がりました。
<グループに分かれて詳しくアイデアを話し合いました>
通常の森の会議のあとは、みんなで虫とり網を持って実際に虫とりの練習をしました。6月は蝶や小さいバッタがいるそうで、大人たちは森の中で必死に昆虫を捜索。捕まえた虫は死んでしまわないように、きれいな姿で紙や密封袋に入れておきます。そうすると羽や足がちぎれずに標本することができるそう。最後にはアゲハ蝶やミツバチ、トンボなど多種類の昆虫を採取することができました。
<中村さんに教えてもらう参加者>
<捕まえた蝶は三角紙などに入れて大切に保管します>
<羽化したてのアゲハ蝶を捕まえました!>
次回の森の会議は、7月3日(土)。9月20日に予定している「虫とりイベント」についてさらに詳しく企画を考えていきますので、興味のある人はぜひご参加くださいね。
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