レポート&コラム
更新日2022年6月8日
6月の森の会議レポート(2022年6月4日)
6月4日(土)は、3年ぶりに北堀キャナルベースで森の会議を開きました。晴天のなか運河をクルージングしたり、水質浄化施設を見学した様子をご紹介します。
<北堀キャナルベースでは3年ぶり2回目の開催です>
まずは先月の森の会議で開いた「アマガサキミステリーサークルズ」の振り返りから。当日の写真を見ながら話をしていると、「サークルが30くらいあったら楽しそうだけど、集めるのが難しかった」、「西正寺で開かれていたふるまい市のようにしてはどうか」「フラダンスなどを発表できる場として団体を集めてはどうか」などの意見がありました。なかには「サークルの中で何ができるか一緒に考えるサークルがあっても面白いのでは」とのアイデアもありました。次は気候の良い秋頃に開催できればとの話になったので、興味のある人はフェイスブックなどをチェックしてくださいね。
<黄色のベストをきたキャナルガイドの皆さん>
尼崎キャナルガイドの皆さんからは、お悩み相談がありました。普段は、尼崎センタープール駅から尼ロックを周るコースなどのツアーガイドをしている皆さん。健康づくりや自然に関わる団体などからツアーの依頼を受けて活動しています。「もっと多くの人に参加してもらうにはどうすれば良いでしょうか?」との相談に、参加者からは「休日は尼崎の森にたくさんの親子連れが集まっているので、そこからスタートして西堀運河を周るコースを作ってはどうか」や「開催日を決めて定例で開いた方が、参加のハードルが下がるのでは」などのアイデアがありました。
<運河クルージングに出発!>
その後は、皆さんお待ちかねの運河クルージングを体験しました。船長は武庫川渡船の宮本さん。北堀キャナルベースから尼ロック、庄下川を往復するコースを楽しみました。「風が気持ちよかった〜」と水上から見る工場地帯を満喫していました。
<水質浄化施設は市内の中学生や徳島大学の研究の場にもなっています>
続いては、北堀キャナルベースの目の前にある水質浄化施設を見学しました。ここは、二枚貝や藻などの海の生物の力を借りて運河の水をきれいにする日本で最先端の施設。尼崎運河は窒素やリンなどの栄養が多く含まれており、それが川底に沈む汚いヘドロの原因になっています。この施設では、二枚貝が水中のプランクトンを食べたり、藻が栄養分を吸収して光合成することで酸素を増やしたりして、魚やエビなど多くの生き物が住み着くきれいな水を作っています。機械は水を汲み上げるポンプのみですが、約4時間で窒素やリンが約6割取り除かれるというから驚きです。
<詳しい説明はこちらのパンフレットをご覧ください>
次回の森の会議は、7月2日(土)10時から。次回は尼崎の森中央緑地パークセンターに戻ります。秋のイベントシーズンに向けて企画を考えますので、やってみたいアイデアのある方はぜひご参加ください。皆さんのお越しをお待ちしております。
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