レポート&コラム

更新日2025年5月18日

5月の森の会議レポート(2025年5月10日(土))

 5月の森の会議は、インセクトホテルのデザインを考えたり、森の中のこみちづくりなどを行いました。

 

【インセクトホテルとは?】

 自己紹介の後は、4月の森の会議でアイデアの挙がった「インセクトホテル」について尼崎の森中央緑地パークセンターの斉藤さんに教えていただきました。木の枝や落ち葉などの自然素材で作られた昆虫が住む人工の住まいで、様々な昆虫の隠れ場所となり、生物多様性に繋がるのだそうです。

 

【可愛いデザインがいっぱい】

 設置した後にどのような生き物がやってくるのか楽しむことができるのは勿論、家の形をしたものや、ウッドパレットを積み重ねたものなど、デザインも楽しむことができます。

 

【デザインはどうする?】

 尼崎の森中央緑地の森の中に、インセクトホテルを設置しようということで、どんなデザインにするかを皆で話し合いました。「色んな形のホテルを作ったら、森の中に入る楽しみが増えるよね〜」、「尼崎らしさを感じれるホテルはどう?」、「会社に使えそうな廃材があるか探してみるよ」など意見が続々と。来月は、持ち寄った素材を使って、インセクトホテルの土台を作ることになりました。

 

【こみちづくり】

 つづいては、インセクトホテルの設置場所として考えている、尼崎信用金庫の植樹エリア「あましんの森」に行きました。昨年度の12月、森の会議で、森のこみちづくりを行ったことをきっかけに、尼崎信用金庫の方々によって、着々とこみちづくりが進められています。

 

【道具を使ってこみちを固めていきます】

 この日は、あましんの森づくり活動が行われており、我々森の会議もこみちづくに参戦。尼崎信用金庫の方々が間伐された材を土の中に埋めて、こみちを整備していきます!

 

【完成した道はこちら!】

 みなさん作業を進めるにつれてコツを掴んだようで、できるだけ太い間伐材の方が固めやすいなどの発見がありました。間伐材がある限りひたすら敷き詰めていきました。

 

【上から見るとこんな感じ】

 今回新たに作った場所の間伐材は白く、以前作ったこみちの間伐材は黒く変化しています。自然のものならではの経過観察も楽しめます。

 

【写真でパシャリ】

 沢山の人たちと力を合わせて作ったこみちを見て、みなさん写真を撮っていました。これからどこまで道が続いていくのでしょうか。この道のそばに、インセクトホテルが設置されると、ますます森の中に入る楽しみが増えそうですね。

 

 来月の森の会議は、6月7日(土)。インセクトホテルの土台作りを行います!皆様のご参加をお待ちしております。

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