レポート&コラム
更新日2022年12月15日
「森のよあそび」やってみた(2022年11月5日)
最近、夜の尼崎の森を楽しむイベントやコンテンツが少しずつ生まれはじめています。今回開催された「森のよあそび」もそのうちの一つ。どんなイベントになったのか、レポートしたいと思います。
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11月5日(土)。尼崎の森の夜が、少し冷え込むようになる季節。そんな日に「森のよあそび」が開かれました。内容は「ダンスヨガ」や木で木を倒すフィンランドのあそび「モルック」、怪談話を売り買いする「怪談売買所」や「光るおもちゃで遊ぼう」というコーナーなど。ちょっと不思議なコンテンツがいろいろと詰まった子ども向けの企画です。
その日は、夕方になると尼崎の森中央緑地にどこからともなく子どもたちが集まってきました。
イベント会場に来て真っ先に目に入るのが、「大画面でゲームをやってみよう」という企画。スクリーンのサイズは、なんと縦2.5m横5.5mほどもあります。普段できないサイズの画面でゲームができる機会とあって、子どもたちも大はしゃぎ。列をなして小さな子から小学校高学年まで「大乱闘スマッシュブラザーズ」を楽しみました(筆者も少し楽しみました)。
その傍らでは、怪談話を100円でやり取りする「怪談売買所」が。かな〜り怪しい様子でした。親子連れの参加がありましたが、どんな話が展開されたのでしょうか。ちょっとこわくて近づくことができませんでした。
そのほかにも、アーシングダンス・ヨガや
光るなわとびやフラフープであそぶというコンテンツ、
みんなでギターを弾いて、最後にセッションしてみるというコンテンツまで。いろいろな楽しみ方ができました。
そして、今回のメインコンテンツだったのが「森のナイトダンジョン」。尼崎の森中央緑地のさまざまな場所で出される謎を解きながら園内を回っていくという内容が、子どもたちの冒険心をくすぐります。ゲームの内容自体も、尼崎の森やその歴史を知ることができる内容になっていて、とても完成度と没入度が高い企画でした。
3人1組で参加してもらうのですが、普段行かないような場所にも謎があるため、いろいろな場所をみんなにめぐってもらいます。寝転んで「森の声」に耳を澄ませたり、道なき道を進んでみたり。とても貴重な経験になったのではないかと思います。
運営の中心を担った杉浦さんは「今回は参加者の満足度もさることながら、若い世代が尼崎の森を味わいながら企画に携わっていたことが印象的でした。初めて訪れた人、訪れたことはあるけど深くは関わる機会がなかった人にとって、森のさまざまな魅力への気づきや発見があったようです。今後は、より多様なメンバーで充実した企画ができたらと思います」とのコメントをくださいました。
今回はじめて開催される企画でしたが、たくさんの学生や若者のみなさんが集まり、打ち合わせを重ねていました。楽しみながら尼崎のことを知ったり、学んだりする企画は今後も広がっていきそうですね。
みなさんからも「こんな夜の企画があれば!」「もっとこうすれば尼崎の森の夜を楽しむことができるはず!」など、ぜひいろんなアイデアや企画をお寄せいただければうれしく思います。毎月第一土曜の午前10時に「森の会議」というゆる〜い意見交換の場を設けていますので、またそちらにもぜひご参加くださいね。
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