レポート&コラム

更新日2022年12月15日

12月の森の会議【燻製の練習会】レポート(2022年12月3日)

 12月3日(土)は、久しぶりにかやぶき民家を会場に森の会議を開きました。いつもの森の会議のあとに、みんなで燻製の練習会をやってみた様子をご紹介します。

 

<外は寒いですが、縁側から差し込む日差しは暖かい日でした>

 

 まずは11月5日(土)に開いた「森のよあそび」の振り返りから。今回は夜の森を楽しもうとモルックやヨガ、大画面でのゲーム大会、光るおもちゃなどさまざまなプログラムを用意しました。子どもたちが森を探検する「ナイトダンジョン」では、尼崎に関わりのある高校生や大学生などの若者が中心になって企画。真っ暗の森をライトアップしたり、手作りのクイズを考えたりと完成度の高いものになりました。参加者からは「企画自体は面白かったけど11月の夜は寒かったので、来年は10月の夜にやりたい」や「暗すぎてどこで何をやっているか分かりにくかった」などの感想がありました。「森のよあそび」の詳しいレポートはこちらをご覧くださいね。http://ama21mag.jp/text/16863/

 

<いつも運河の葦を使って凧作りを教えてくれる岸本さん(右)>

 

 毎年1月にはかやぶき民家でお正月らしいことをしているので、今年も何かやってみたいことを考えました。お正月といえば…書初め、福笑い、昔遊び、凧揚げなど。子どもの頃の記憶を遡ってさまざまなアイデアが集まりました。今回は自宅にある福笑いや百人一首などのお正月にちなんだものを持ち寄って楽しむことに。1月の第一土曜は7日なので、かまどで七草粥も作ることになりました。

 

<炭で火おこしをする太田さん>

 

 11時からは皆さんお待ちかねの「燻製の練習会」をしました。今回は初の試みで、七輪と段ボールを使った燻製にチャレンジしてみました。

 

<みんなで持ち寄った食材。何が燻製にぴったりでしょうか?>

 

<チップの中に少しざらめを入れるというプロの技を披露する浦野さん>

 

「素人ばかりではちょっと心配…」ということで、武庫之荘に燻製専門店を構える「魚と燻製の店さんばんや」オーナーの浦野敦正さんにお越しいただきました。浦野さんも段ボールの燻製は初めてとのことでしたが、上手く燻製できるのでしょうか?

 

<食材を七輪から浮かせて並べます>

 

<少し経つと燻製の良い香りのする煙がモクモクと出てきました>

 

<10〜15分くらいで蓋を開けると完成!>

 

 ウインナーやチーズ、フランスパンなど燻製にぴったりな食材から、甘栗や酒粕、オレオなどのお菓子までいろんなものを燻製にしてみました。一番美味しいと大好評だったのはピクルス! 凝縮した味とコリコリした食感が美味しいとのことでした。意外な美味しさだったのは、お菓子のかっぱえびせん。燻製の風味がベストマッチでした。

 

 

 次回の森の会議は2023年1月7日(土)。かやぶき民家でお正月らしいことをしますのでぜひご参加ください。2022年も森の会議に関心をお寄せいただき、誠にありがとうございました。2023年も引き続き、よろしくお願いいたします。良いお年を!

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