レポート&コラム

更新日2024年5月24日

5月の森の会議レポート(2024年5月4日)

 5月4日(土・祝)、みどりの日の森の会議は茅葺き民家で開催!開け放った縁側から早くも初夏を感じさせる爽やかな風が吹き込む中、11月に開催予定の「森に入るイベントをひらこう」や今後の森の会議でやってみたいことなどについて意見交換をしました。

 

【更新した森の会議の案内状をみんなで確認】

 恒例の自己紹介のテーマは「春になって行ってみたいところ」。初めての方も多く参加されていました。自己紹介の後、森の会議の案内状の更新版を見ながら、あらためて本年度の森の会議の予定を確認。次回6月に予定している「生木で道具をつくってみよう」では、午前中だけでは時間が足りないため、希望者は午後も引き続き作業できるようにしようということになりました。

 

【やってみたいことのアイデアが次々と…】

 続いて、今後森の会議でやってみたいことについて意見交換。染め物体験、野草茶100種の試飲、プレーパーク、子どもパークレンジャーなどいろいろなアイデアが出されました。11月の「森に入るイベントをひらこう」も楽しみです。

 

【講師の水田さんから野草の楽しみ方のお話】

 そして本日のテーマ「森の野草をたべてみよう」では、講師として水田さんにご参加いただきました。長年、検疫のお仕事をされてきた水田さん。植物に関する知識はもちろんのこと、私生活でも野草を求めて日々野山を駆け巡るほど、野草愛にあふれる方です。

 

【参加者から「え?これも食べられるんですか?」の声】

 

【教えてもらった野草をみんなで採取】

 早速、茅葺き民家周辺へ野草の採取に出発!「これはヨモギ、トップ(葉先)のやわらかい部分をテンプラにしたらおいしいよ」「クローバーは卵焼きに混ぜ込むと色合いが良くなるよね」「小さな花がついてるやつはアイスクリームのトッピングにも使えるよ」…と、定番の調理方法から目からウロコな使い方まで、野草を食べる楽しみ方を次々と教えてくださいました。

 

【みんなで採取した野草は10種類以上!】

 

【茹でる・炒める・揚げる、味付けはお好みで】

 そしてついに試食!調理方法では圧倒的にテンプラが人気。時期的に少し遅かったようで、葉や茎が固くなってしまっていることもあり、茹でや炒めは筋っぽくて食べづらかったようです。しかし最後に「おいしさよりも、野草を食べているという感覚が楽しいんですよ」と水田さん。野草食を通じて、森の楽しみ方の本質を教えてくださった気がしました。

 

【茅葺き民家の前で振り返り】

 最後にみんなで振り返り。水田さんの楽しい解説のおかげもあり、また4月の新芽の時期にやってみたい!という声がたくさん挙がっていました。

 次回の森の会議は、6月1日(土)10時から茅葺き民家で開催。尼崎の森中央緑地の森づくりで発生した間伐材を使って道具を作ってみようという内容です。熱中してしまうこと間違いなしのブッシュクラフト体験を一緒に楽しみましょう!

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