レポート&コラム

更新日2024年6月13日

6月の森の会議レポート2024年6月1日(土)

今年の森の会議のテーマは「森に入る」。6月は間伐材を使ったクラフト「グリーンウッドワーク」に挑戦しました。

【「グリーンウッドワークで作りたいもの」を紹介】

スプーンやマドラーのほか、家にやってくる鳥のためのエサ入れを作りたいという人もいました。

 

【次回の森の会議についてアイデア出し】

 続いて、7月の森の会議について話し合いました。7月は、たき火を囲んで森の会議を行います。たき火で何をやってみたいか意見を出し合い、「食べたいものを焼いてみたい」、「ファイヤーダンスできる人を招いてみては」などのアイデアが出されました。

 

【グリーンウッドワークに挑戦!】

 そして今回のテーマ「グリーンウッドワーク」では、これまでも講師をしてくださっている「ブリティッシュブッシュクラフト」代表のイジット・リーさんにナイフの使い方やクラフトの作り方について教わりました。

【木を必要なサイズに切り分けます】

 尼崎の森中央緑地で間伐された木を必要なサイズに鋸で切ります。リーさんによると、木を支えるものが無い時は上記の写真のように、足で固定した体勢で切るのがおススメなのだそう。

【斧で半分に割ります】

木によって、硬さが異なり、硬い木はなかなか割れませんでした…

【斧やナイフで形を整えていきます】

公園に遊びに来られていた方も飛び入りで、グリーンウッドワークに挑戦されていました。

【時間を忘れて夢中で作業します】

 これまでの森の会議で何度かグリーンウッドワークを実施してきましたが、限られた時間の中でクラフトを完成させるには時間が足りませんでした。そこで今回は、道具を15時まで使用できるようにしました。「いつも未完で家に謎の棒が増えていっている。今回こそは何かしら完成させたい!」と意気込んで作業される方もいました。

【皆で作ったクラフトを見せ合いました】

【「真ん中に置いているこのスプーンは、取っ手の形がユニークで良いね」とリーさん】

【スプーンができあがった方も!】

未完の方が多い中、スプーンを完成させた方がいらっしゃいました!

「手にまめができた」、「筋肉痛になりそう」などの声もあり、皆さん、無我夢中で木と向き合うことができたようです。

「またやりたい!」という意見もあり、定期的に間伐材を利用した取組みができると良いですね。

【最後はみんなで木のくずを拾い集めて掃除をしました】

 

 今年は、「森に入る」をテーマに、今後も間伐材を使ったり、森に入って楽しむ企画を検討していきます。「森でこんなことしたい」という企画も大歓迎です。

 次回は、7月6日(土)17時から20時30分まで、パークセンター付近で行います。薪をならべて火をおこし、たき火を囲んで、炎を味わいながら森の会議を開催します。お気軽にお越しください。

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