レポート&コラム

更新日2024年10月1日

9月の森の会議レポート(2024年9月7日(土))

 11月に予定している「森に入るイベント」のアイデア出しなどを行った様子をご紹介します!

 

<レッドリストとは!?>

 自己紹介をした後は、尼崎の森中央緑地パークセンターの石丸さんによる、22回目の「森づくり連続ミニ講座」。絶滅の恐れのある野生生物種のリスト「レッドリスト」について教えていただきました。兵庫県のレッドリストには、「サツキ」が掲載されているそうで、これには、参加者からも驚きの声が!しかし、このサツキは、オレンジ色の花を咲かせる野生のサツキのことだそうで、私たちが町中でよく見るピンク色のサツキは、品種改良されているものだそうです。また1つ植物の知識が増えました。

 石丸さんからは「いつかレッドリストツアーをやってみたいですね」とご提案がありました。尼崎の森中央緑地では、レッドリストに掲載されている希少種を育ているそうです。どんな植物と出会えるのか!ツアー開催が楽しみです~

 

<「森に入るイベント」の企画について意見交換>

 続いて、11月に予定している「森に入るイベント」で、やってみたい企画を話し合いました。「森の中にある木々などを使って森の小道を作ってはどうか?」、「ハンモックに乗って本を読んでみたい」、「草木染めをしてみたい」、「ヤギに来てもらい、森の下草を除草してほしい」など沢山のアイデアが出されました。

 

<アイデアを出し合った後は、イベント開催場所の森へ>

 アイデア出しの後、尼崎信用金庫さんが、尼崎の森中央緑地で植栽や間伐などに取り組む森のエリアに向かいました。森の入り口がまるで、となりのトトロに出てきそうな雰囲気があり、写真を撮ったり、眺めたり、入り口でしばらく盛り上がっていました。

<いざ、森の中へ!>

 どの辺りでイベントができそうか、どの木ならハンモックが吊るせそうかなどを話し合いながら、森の中を歩きました。

<枝を集めて道づくり>

<枕木をベンチに>

 森の中に入ると、落ちている枝や落ち葉など使えそうなものが目に留まり、枝を並べ、落ち葉をかき集めて、試しに道づくりを実践してみました。道具がなくても、森の中にあるものだけで道っぽくなりました。

 汗がしたたり落ちるほど暑い日でしたが、森の中は、木漏れ日がさしこみ快適でした。11月の森はどのような様子に変わっているのでしょうか?紅葉しているのかな?

 

 次回の森の会議は、10月5日(土)に北堀運河沿いの「北堀キャナルベース」で開催します。9時30分に阪神出屋敷駅に集合し、尼崎キャナルガイドの会の案内で、北堀キャナルベースまで歩きます。同日、「尼崎運河魅力アップ事業 クルーズで運河大発見!!」のイベントが開催され、尼崎運河を周遊するクルーズに森の会議参加者も乗船することができます。

 水辺の空間をお楽しみいただける10月の森の会議。引き続き、11月のイベントについても話し合う予定です。皆様のご参加をお待ちしております。

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