レポート&コラム

更新日2025年5月28日

4月の森の会議レポート(2025年4月5日(土))

 4月の森の会議のテーマは「野草を食べよう」。新緑の青々とした森の中に生えた野草は、この時期が食べ頃。皆で野草を摘んで、美味しくいただいた様子をレポートします!


【やってみたいことのアイデアが続々と】


 自己紹介の後は、今後の森の会議でやってみたいことについてアイデアを出し合いました。尼崎の森中央緑地の森の活用に向けて、間伐材を活用したDIYやモルックづくり、落ち葉堆肥の熱を利用した足湯、インセクトホテルなどのアイデアが挙がりました。どのアイデアも楽しそうで実現してみたいですね。

 


【講師の水田さん】


 そして本日のテーマ「野草を食べよう」では、講師として水田さんにご参加いただきました。生物貿易官士として空港や港で検疫業務に長年携わられた経歴をお持ちで、今は、古典園芸の個展を開かれるほどの植物マニアのようです。


 【植物採取へ】

 水田さん先導で、森の中へ行くと、足元に沢山の野草!どの植物が食べれるのかを教えてもらいます。この植物も食べられるのかと、今まで気にしていなかった草の見方が変わります。

 


【トップが美味しい】

 新芽が美味しいとのことで、植物のトップを摘んでいきました。

 


【野草をゲット!】

 ゲットできた野草は、ヨモギ、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、タンポポなど。更に外来種のセイタカアワダチソウなども。

 

 
【調理開始】

 集めた野草は、味比べできるように1種類ずつ炒めていきます。

 

 
【味付けには尼崎の魚も!】

 そして、今回は、武庫川渡船さんから尼崎の海でとれたサバとスズキの缶詰を提供していただきました。武庫川渡船さんは、かつて公害問題があった尼崎でも、環境が改善されて、今では尼崎の海で釣れる魚も美味しくいただけることを発信されています。提供いただいた魚の缶詰と尼崎の森中央緑地の野草を混ぜた「海と森のコラボ料理」が生まれました!

 


【豊富なメニュー】

 パスタやソテーなど様々な調理方法で料理が完成。尼崎の森中央緑地のパークセンター手作りの醤油を絡めた料理も!

 


【試食タイム】

 苦味を感じる野草が多かったですが、魚の缶詰と混ぜた料理は美味しく好評でした。今後、野草を食べる機会があれば、ピザをしてはどうかという意見も挙がりました。次はどんな料理が生まれるのか楽しみです。

 次回の森の会議は、5月10日(土)。あましんの森の活動にお邪魔して、間伐材を使った道づくりや、インセクトホテルのデザインなどのアイデア出しを予定しています。動きやすい服装でお越しください。
 

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