レポート&コラム

更新日2019年6月17日

かやぶき民家活動報告3(学習・畑編)

6月11日(火)10時から、尼崎市文化財収蔵庫の学芸員 伏谷優子さんを講師にお迎えし、

これからかやぶき民家の畑で育ていく尼崎の伝統作物「ワタ」についての学習会を開催しました。

参加者は11名。

「ワタ」の歴史から栽培の方法、注意など、詳しく教わりました。

「ワタ」は江戸時代の初めのころから猪名川、藻川、武庫川上流沿いに、そして南部にも新田開拓され栽培されていたとのことでした。

はるか昔に、この尼崎の森の辺りで作られていた作物の再度のこの地での栽培♪

尼崎が工業の町としての発展の始まりは、この「ワタ」の栽培からできた綿花の加工を考え尼崎紡績会社が出来たことから

尼崎は近代工業の町になって行ったそうです。

 

学習会のあと、かやぶき民家に移り、「ワタ」苗の植え付けをしました。

前回の活動でまいた種が発芽し、双葉から本葉が出てきた苗を植え付けました。

「ワタ」の栽培には水が大量に必要。ドロップホースを這わせて水やり設備も完成しました。

 

これから草抜きなどの活動も予定しています。たくさんの人に参加いただき、みんなで育てていきたいですね。ぜひ、興味のある方はご参加ください。

順調に育ってワタが採れる日を楽しみに♪♪

 

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