レポート&コラム

更新日2019年8月25日

「セミの羽化観察会」を終えて

今年度、尼崎の森で初めて「セミの羽化観察会」を行いました。

木の苗を植え始め14年目の“はじまりの森”、木々も樹液を出すようになり、観察できる昆虫も多くなってきました。

尼崎の森中央緑地では、“クマゼミ” “アブラゼミ” “ツクツクボウシ”の3種類の鳴き声が聞けました。ところが今年新しく“ニイニイゼミ”の鳴き声が確認されました。

さて、今回は尼崎の森中央緑地に卵でうみつけられ、この森の木の根っこで数年育ってようやく羽化するところを観察します。

観察会は、セミの鳴き声あてクイズや『ぼくあぶらぜみ』の読み聞かせを聞いた後、6時半ぐらいからみんなで始まりの森に移動。土から這い出て、羽化する場所を探しながら登って行くセミの幼虫を探しました。とまって羽化の準備をするセミの幼虫をみつけて観察開始。

背中が裂けてセミが抜け出てくる瞬間を見ようと子どもたちもじーっと幼虫を見つめていました。

すっかり抜け出て羽が広がった姿はとってもきれい。クマゼミの羽はきれいな緑色でした。

参加者の方々が、観察時に撮ったすてきな写真を送ってくださいました。

パークセンターのポスターで掲載しています。見に来てくださいね♬

また来年もセミの羽化をみんなで観察できるよう計画したいと思います。お楽しみに♪

 

 

 

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