森の会議

更新日2014年4月9日

第4回森の会議レポート【no.2】

パークセンター見学の後は、スポーツの森の会議室にて、これからパークセンターがどういう風に使えそうか、兵庫県の首藤さんより説明いただきました。使用のルールなどは、これから検討することになるそう。「森の会議」に関わっていくことで、ユーザーとしての意見を届けられそうです。

引き続き、これからの森でやりたいことを持っている人からの発表会も行いました。


まずは模型飛行機愛好家の永野淳一さん。
趣味の模型飛行機を飛ばすために、週末には片道3時間をかけて和歌山まで車を走らせていると言います。それほど、飛行機を飛ばす最適な場所がないそうです。障害物がない森から海上に向けて飛ばすことが出来れば、関西の愛好家たちの模型飛行機の聖地になるかも?しかも、飛行機に小型カメラを載せると、森の生育を空から撮影でき、森の定点観測にも役立ちます。このアイデアには、参加者もみんな興味津々。何とか実現していきたいものです。

続いて発表してくれたのは、尼崎運河の近くにある会社にお勤めの森紗綾香さん。

運河の水質を定点観測しているそうです。リアルタイムで採取している計測データをどう見せるか、課題になっているそうです。季節や条件によって変わる運河の水質。難しいデータをどう親しみやすく見せる方法があるか、会場に意見を求めました。参加者からは「お味噌汁の濃さみたいな感じで表現するのはどうですか?」という面白いアイデアも。「今日は運河で遊ぶ絶好の水質です」というお知らせが出ると、パドルボードやカヌーなどに出掛けたくなる。そんな風な仕組みができると嬉しいですね。

終了後は、永野さんご自慢の飛行機をみんなで見学。そのカッコよさにみんな心を奪われました。近い将来この赤い飛行機が尼崎の21世紀の森の上空を飛ぶ日が楽しみです。

今後も「森の会議」を続けていく予定です。日程は今のところ未定ですが、開催が決まりましたら、このウェブマガジンでお知らせします。
(文・森のレポート部 香山明子)

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