森の会議

更新日2018年3月2日

森の会議レポート(2018年2月)

森の会議は、たまにおでかけ開催をしています。いつもはパークセンターでの開催。でも今月は「元浜緑地」での開催。昨年も一度、元浜緑地で開催しましたね。そのときは、元浜緑地の成り立ちについていろいろと聞かせていただきました。

今回の森の会議では、尼崎ネイチャークラブの中岡さんに「いのちのつながり〜やちょうがおしえてくれること〜」というお話をお聞かせいただきました。

どうして野鳥の話なのか、どうして元浜緑地での開催なのかと言うと、昨年の8月に開催された「森の自由研究フェス」の際に子どもたちが制作した「鳥の巣箱」を公園に設置する、という目的があったからなんです。

そういうことで、巣箱を設置する前に「どんな野鳥がいるんだろう?」「野鳥と関わるってどういうことだろう?」ということを子どもたちと一緒に学びました。

筆者が印象的だったのは、シジュウカラという鳥は漢字で四十雀と書くそうですが、それは人間にとってシジュウカラがスズメの40倍の働きをしてくれるからなんだ、という話。あと、鳥が営巣する(巣をつくる)ときにその巣にどれだけゴミが入っているか、またコケが入っているか、などということはその周囲の環境の美しさを測るバロメーターになるんだ、という話。全然知らないことばかりで驚きました。

中岡先生のお話を伺った後は、実際に巣箱を設置。公園内に植わっている木の高さ3m前後のところにくくりつけます。巣同士の間は20mほど離さないといけないんだ、ということも教えていただきました。なんだか子どもたちは自分のつくった巣箱がくくりつけられるのを見て満足そう。これからどんな野鳥が巣をつくるのでしょう。

尼崎の南側にも実は自然がある。あるいは環境が大きく改善されている。以前にくくりつけられた巣箱の中からはゴミのない美しい巣が見つかっていました。

次回の森の会議は3/3(土)に開催。10時から。場所は尼崎の森中央緑地パークセンターです。お気軽にお越しくださいませ。
 

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