森の会議
更新日2013年12月15日
第1回森の会議レポート
2013年12月14日、記念すべき第1回森の会議が阪神尼崎駅前緑の相談所にて開催されました。
今回は最初と会議ということも踏まえて、まずは自己紹介からはじまり、、そもそも「森の会議」とは何をする集まりなのか?というところからスタートしました。
「今年のマイブーム」を名前とともに話すという自己紹介で、まずはお互いの顔と名前を少しずつ覚えながら、会場が温まったところで、今回の議題に。
まずは、私たちの尼崎21世紀の森、そして尼崎21世紀の森中央緑地は、どのように人々に知ってもらい、覚えてもらうべきなのか?というところから話し合いました。
そもそも、今日参加した人たちは「尼崎21世紀の森」をどのように認識しているのか。自分の理解している範囲でしか、他人の紹介はできません。付箋紙に書きながら、集めてグルーピングし、話し合いを進めました。
「尼崎の湾岸部に、100年経ったら森ができる」という、言葉どおりのことでしか知らなかった人もいれば、「森づくりは、まちづくりである」というふうに、植樹や種まきを単なる作業と位置づけず、「人と人とが出会う大切な場所であり、プロセス」であるということをお話する方もいました。
知っているレベル、やろうと考えているレベルひとつとっても、みんな様々であることがわかりました。
尼崎の森中央緑地という名称ひとつとっても、
「それは果たして実際にどれくらい知られているのか?」
「中央緑地や中央公園なら、他のところのほうがイメージが強いかも」
「わんがんの森っていう呼び方の方がわかりやすくないか?」
と、いろんな声が飛び交いました。
尼崎市内の人も、大阪など市外の人も集まっての会議だったので、
「尼崎市民はどれくらい森のことを知っているのか?」
「尼崎南部の市民しか知らなくて、北部の市民は知っているのか?」
「尼崎南部の市民でも、知らない人もいるかもしれない?」
と、ケンケンガクガク。
でも「話し合いを楽しむ」という雰囲気に常に包まれたような会議でした。
森づくりに関わる分野が人それぞれなので、本当にそれぞれの視点があって、
「ここは考えかたを統一したほうがいい」
「ここはもっとこうしたほうが」
といった会話が交わされや2時間でした。
参加者だけでも、森の生態系に負けないくらい「多様性」にあふれてる、といった感じです。
そして、緑を増やすことはとても大切ですが、それだけなく、人のための豊かな場所に、みんなの手で、どんどん創っていこう! という、気概のようなものが全体で表れてきた。そんな会議でした。
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