レポート&コラム

更新日2019年12月19日

森の会議のレポート(2019年12月7日)

 

 あっという間に2019年最後の森の会議となりました。冷え込みが厳しい朝となりましたが、今回も多くの方にご参加いただきました。

 

 まずは、11月に開催されたイベントの報告から。11月3日(土)に開催した「あまがさきモリンピック2019」は、天候に恵まれ、のべ2500人が尼崎の森中央緑地の芝生広場で体を動かしました(詳しいレポートはこちら)。

 

  なかでも、今年初めてかやぶき民家で行った「むかしチャレンジ」は、午前中に全ての回の定員が埋まるほど大盛況だったそう。参加した子どもたちは、かまどを吹く体験や床の雑巾がけ、畳叩きなどに挑戦。最後には尼崎産のお米でおにぎりを作って食べました。パークセンターの平井住夫所長は「かやぶき民家を多くの人に知ってもらう機会となりとてもよかった」と話していました。

 

<中央は「むかしチャレンジ」の報告をする平井所長>

 

  次は、現在進行中のプロジェクトの進捗共有です。1つめは、次回2020年1月の森の会議について。「かやぶき民家でお正月らしいことをしよう!」ということで、前回の会議で「鯛を食べたい」「餅つき」「書き初め」などのアイデアが出ていましたが、今回は誰が担当して準備を進めるかを決めました。

 

 「鯛を食べたい」は、武庫川河口の海で黒鯛が獲れるそうなので、宮本渡船の宮本悦男さんに相談をしてみることに。宮本渡船では、たくさん釣れた釣人があまり釣れなかった釣人へ魚を譲るフィッシュシェアリングを取り入れていて、宮本渡船にたくさんの魚が集まるのだとか。最近はその魚を下処理し、真空パックにして市内の子ども食堂などに提供されています。森の会議でも試食会をしたことがあるので、一度相談してみようという話になりました。

 

<2018年4月の森の会議で試食会をしました。尼崎の魚は予想に反して美味しく、あっという間になくなりました>

 

 「書き初め」は「半紙と墨を用意するのは難しいので、ハガキと筆ペンなら手軽にできるのでは」というアイデアがでました。また毎年人気企画のぐにゃぐにゃだこ作りも同時開催することに。

 

<かやを使って作るぐにゃぐにゃだこ(写真は2019年2月実施時)。簡単に作れてよくあがる凧ができます>

 

  10月の森の会議から参加している岸本真紀さんの「映画LIFEの上映をしたい」という企画。これまで森の会議で相談していましたが、コーディネーターからは一緒に企画する実行委員を募って具体的に企画を進めてはどうかというアドバイスが。興味がある人は、一度森の会議に参加してみてくださいね。

 

<左から2番目が企画を持ち込んだ岸本さん。お友達の麻子さんもお手伝いします>

 

 次回の森の会議は、1月11日(土)10時からかやぶき民家で行います。お正月らしいことが盛りだくさんになりそうですので、ぜひご参加くださいね。

 

 

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