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更新日2020年8月18日

【森のしんぶん夏号から】森づくりを話し合う最大のテーブル

 森のしんぶんの「そろそろ21世紀の森の話をしよう」のコーナーから記事をご紹介します。他の記事を読みたい方は、尼崎の森中央緑地パークセンターに設置されている森のしんぶんをご覧くださいね。

 

 「尼崎21世紀の森構想」は国道43号線から南側、およそ1000ヘクタールの広大なプロジェクト。川や運河、企業や公園などさまざまな姿をご紹介します。

 

 重化学工業を中心に、近代の産業経済の発展を支えてきた尼崎市の臨海部。深刻な公害の発生や、遊休地の増加などの課題を克服しようと2002年3月に策定されたのが、尼崎21世紀の森構想です。「森と水と人が共生する環境創造のまち」をテーマに、環境の回復や都市の再生など、スケールの大きな課題に取り組むためのテーブルとして、同年8月に尼崎21世紀の森づくり協議会が設置されました。

 市民や企業、専門家や行政など立場を越えた約20人の委員が集まって検討されたものの中には、尼崎の森中央緑地の基本計画も含まれていました。年に数回開催される協議会は、当初4つの部会で運営されていましたが、現在は協議会が「協議体」として、毎月開いている森の会議は対する「活動体」として、相互に補完しあう存在として位置づけられています。

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