レポート&コラム

更新日2020年7月12日

7月の森の会議レポート(2020年7月4日)

 7月の森の会議は、梅雨空の下パークセンターで開催しました。

 今回は、6月の森の会議で挑戦した「ソーシャルディスタンシング研究」の振り返りと、これから尼崎の森で取り入れられそうなことを探りました。前回の様子はこちらからご覧ください(http://ama21mag.jp/text/11719/)。パークセンター会議室での開催はなんと5ヶ月ぶり。全員マスク着用で感染対策をしながら開きました。

 

<対人距離を保つために大きな円になって会議しました>

 

 まずは、「サマセミハーメルン楽団」として演奏をした参加者から「今回は、事前にメンバー内で楽譜を共有して練習してから集まりました。次は、誰でも参加できるように楽譜をオープンにしておいて、それを見た人がそれぞれ好きな楽器を持って集まるイベントができそう」とアイデアが。すると、「そもそも吹奏楽の練習場所に困っているグループがいるのではないか。芝生広場いっぱいにサークルを書いておき、その中に入って距離を取って練習してもらったら良いのでは」と、ライン引きで作ったサークルと組み合わせたアイデアが生まれました。

 

<距離を取りながら練習していたサマセミハーメルン楽団のみなさん>

 

<6月の森の会議のようす。サークル内で思い思いにくつろぎました>

 

 2メートルの棒を使ってできるスポーツを考えたグループは、手のひらや足の甲に棒を乗せて、どれぐらいの時間キープできるか競う競技を考案。しかし上手い人は長時間落とさずにできてしまうので、競技には向いていないのではとの意見が。すると「足を動かさないようにすれば、もう少し難易度が上がるのでは」というアイデアがありました。

 

<2メートルの棒を使ってバランスを取る参加者>

 

 また「『モルック』というフィンランド発祥の木材を使ったスポーツがあるので、それを森に持ち込んではどうか」というアイデアが。みんなでモルックを解説した動画を見ると、「やってみたい!」という声があがったので、次回の森の会議で実際にやってみることに。子どもからシニアまで、また車椅子の方でも楽しめるスポーツなので、興味のある方はぜひご参加くださいね。

 

<今回の森の会議の板書です。気になるトピックはありますか?>

 

 次回の森の会議は8月1日(土)。前半は会議をして、後半は芝生広場でモルックをやってみます。みなさんのお越しをお待ちしています。

 

 

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