レポート&コラム

更新日2020年12月18日

12月の森の会議レポート(2020年12月5日)

 12月5日(土)は、今年最後の森の会議を開きました。パークセンターで通常の会議をした後、かやぶき民家でウインナーを焼きながらモルックをした様子をご紹介します。

 

 まずは尼崎港管理事務所の大坪さんより、兵庫県が考えている企画についての共有から。現在のコロナ禍では会社に出勤せず自宅でのテレワークが推奨されていますが、観光地やリゾート地でバケーションしながら働く「ワーケーション」も注目を集めています。兵庫県は尼崎の森でのワーケーションを推進しようと、3月頃に実験的なイベントを開催するそう。森の会議メンバーも参加してくださいね、と呼びかけがありました。

 


<説明をする尼崎港管理事務所の大坪さん>

 

 また、9月の森の会議で「尼みつ」について勉強しましたが、それに関連して全国から都市養蜂を行っている団体を集めた「都市養蜂フェスティバル」の開催を企画しているそう。市内の学校やお店、ホテルなどに尼みつを使ったスイーツを開発してもらうことも考えているとのことでした。また詳細が決まりましたら、こちらのウェブマガジンでもお知らせします。

 


<植木屋を営む谷岡さん(中央)>

 

 次は森の会議メンバーからの持ち込み企画について。あなヨガで活躍する植木屋の谷岡さんから「大芝生広場にテントを建ててキャンプがしたい!」との提案が。尼崎の森では大きなテントや火気の使用は禁止されていますが「防災を学ぶライトな入り口にもなるのでは」と占有許可を取って実施できないかとアイデアを出し合いました。先ほどの大坪さんからは「ワーケーション」にも日除けテントが必要となるので、一緒に企画できないかという話しに。暖かくなってくる4月頃を目標に企画を進めていくことになりました。

 


<NPO法人一杯のコーヒーから地球が見えるの鹿毛さん>

 

 先月の森の会議でフィンランドに関する情報を募ったところ、NPO法人一杯のコーヒーから地球が見えるの鹿毛さんがフィンランドのコーヒー事情について調べてきてくれました。フィンランドではチーズをコーヒーに入れて飲んだり、卵をコーヒーに溶かしたりと日本では考えられないような飲み方をするそう。面白い異文化に森の会議メンバーは驚いていました。

 


<七輪でウインナーを焼きながら、奥ではモルックの練習中>

 

 その後はかやぶき民家に移動して「ウインナーを焼きながらモルック」を楽しみました。各自持ち寄ったウインナーを七輪やホットプレートで焼きつつ、モルックをプレイ。ピクニックをしながらモルックを楽しむフィンランドの文化に、少しだけ近づいた時間でした。※緑地利活用の試みとして、特別な許可を得て火気を使用しております。

 

 次回の森の会議は1月9日(土)。今回は第2土曜の開催です。寒い時期の2、3月は室内でSDGsについて学ぶ企画を考えていますので、ぜひご参加くださいね。2020年はありがとうございました。2021年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年を!

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