レポート&コラム

更新日2021年3月26日

3月の森の会議レポート(2021年3月13日)

 3月13日(土)は、緊急事態宣言が解除されたので2ヶ月ぶりに尼崎の森中央緑地に集まって森の会議を開催しました。今回は屋外テレワークの社会実験「パークオフィス」の期間中ということで、アウトドアな雰囲気で会議をした様子をご紹介します。

 


<スノーピークのアウトドアチェアに座り焚き火台を囲んで森の会議>
※火が使えないためライトで揺らぐ炎を再現

 

 まずは2月の森の会議(http://ama21mag.jp/text/13106/)で盛り上がった「昆虫大捜査線」について。人と自然の博物館の八木先生が発案し、子どもが捕まえた虫で昆虫調査をする大人気イベント「昆虫大捜査線」。尼崎の森で2回開催し、その後各地の公園で実施されています。

 前回の森の会議で、守さんの昆虫食の企画に八木先生から「食べることは究極の愛ですね」とお墨付きをいただいたので、森の会議では「昆虫大捜査線」と虫を食べる「晩餐会」のイベントを秋開催に向けて企画を進めることになりました。「昆虫を食べることは、環境学習やSDGs、また認知療法や食糧難問題の解決にもつながります」と話す守さん。興味のある人は、森の会議でアイデアをお待ちしています。

 


<守さんは「昆虫大捜査線」の名付け親でもあります>

 

 次は「パークオフィス」の話題。3月8日から19日までスノーピークのテントや机、イスを貸し出し芝生広場で屋外テレワークの社会実験をしていましたが、実際に使ってみた感想を共有しました。「半日使ってみましたが、テントを立てるのが大変。風が強くまだ寒い。テントでゆっくりするにはいいけど、仕事をする気にはならない」との感想が。「キャンピングカーでなら仕事ができるかも。車中泊ができるRVパークを作るなど、コアなファンが集まる森になれば」や「緊急事態宣言中は子どもが休校になったので公園で遊ばせながら仕事ができたらよかったですが、今は自宅でできるので、わざわざ公園に来る必要がないです」などの意見が集まりました。最後には「かやぶき民家なら風が遮れるしワーケーションができそう!」とアイデアが出ました。

 


<森の会議の後には実際にテントを立ててみました>

 


<テントの中でテレワークを体験>

 


<ウッドデッキで焚き火台を囲んで談笑する様子>

 


<13時からはタープの下で尼崎モルッククラブの練習会をしました>

 

 次回の森の会議は4月3日(土)。通常の森の会議の後は、久しぶりに森に入って成長具合を観察したいと思います。今さら聞けない質問を森づくりスタッフに聞くこともできますので、みんなで春の森を満喫しましょう。ご参加お待ちしております。

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