レポート&コラム
更新日2022年2月18日
2月の森の会議レポート(2022年2月5日)
毎年2月はちょっぴり落ち着いている森の会議。昨年は「学び」の時間に充てられていました(昆虫に関しての勉強をしましたね)。今年も「学び」の時間。生物多様性コーディネーターの石丸さんと森づくりスタッフの松下さんより簡単なレクチャーの時間も。どんな森の会議だったのでしょうか。
はじまりはいつも通り自己紹介の時間から。今回は「ほしいもの/あげたいもの」をみんなで共有しました。するとある参加者の方から「ちょうど今日が誕生日なので、ケーキと財布がほしい」という声が。でもほしいものは「勝手に買ったらええやん」となりがち。いや、運営が聞いたくせに。
そのほか「父が撮影した写真をなんとか活かせれば」という声や「観葉植物を挿し木していってみんなでシェアしたい」という声も。聞くといろんなものやことが出てくるんですね。おもしろい。
さて、今回の森の会議の本題は「森のレクチャー」と「企画会議」。まずはコーディネーターの石丸さんと松下さんのレクチャー・活動紹介からスタートしました。
石丸さんからは「尼崎21世紀の森構想」の話として「森の予想図と設計図」の話をお聞きしました。お話しいただく中で、森づくりを進めてきた過程で計画が少しずつ書き変わっていった様子や木々を植える設計図の存在を知ることができました。実は、最新の計画では「芝生広場」が広くなったそうです。中でも一番びっくりしたのが、最初は南側を砂浜にする計画があったというお話。いろんなことが考えられてきたんですね。
松下さんからは「森の定例活動」のお話を。月に二度活動されているみなさんの普段の活動を詳しく知ることができました。「地味な作業なんですが終わった後はめっちゃ気持ちいいですよ」と松下さん。言葉に強い説得力がありました。
後半は企画会議。「0円キッチンをやってみたい」「海に向かって大声を出す企画をやりたい」など、いくつかのアイデアが出ました。その中で、前回も行っている「アマガサキミステリーサークルズ」の取り組みについて深く意見交換しました。
主催者と参加者がパキッと分かれてしまうのがイベントの性(サガ)でもありますが、アマガサキミステリーサークルズではそこを滲ませていきたいねという話も。将来的に主催者がいなくなる方向性もあるようで、興味深いです。
来月も少し学びの時間をとる予定。今度は「海の話」を伺います。気になる方は、ぜひ3月の森の会議に遊びにいらしてくださいね。開催は3月5日(土)の10:00からです。
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