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更新日2014年6月19日

最南端の尼いも畑が誕生します。

尼崎の臨海部が現在のような工業地帯になる前。江戸時代から臨海部を埋立てできた新田には明治中頃から昭和初期にかけて、尼崎の名産品として全国に知られたサツマイモ「尼いも」畑が広がっていました。道意新田と呼ばれたあたりも一面の尼いも畑でした。

今は、工場ばかりが立ち並ぶ北掘運河一帯の道意町。そこに住んでいるという藤本遼さんが「尼いもを植えたい」と尼いもクラブ事務局を訪ねて来ました。住んでいるところを地図を見ながら教えてもらいました(指をさしているあたりです)。

聞けばなんと広い畑付きの一軒家に住んでいるらしいのです。「こんなところに住宅が?!」「それも畑付き?!」と驚き2倍増し。尼崎市内では尼いもの復活栽培が盛んですが、「現存する最南端の尼いも畑」として、貴重な尼いも生育レポートを届けてもらおうと思います。藤本さんご本人からのレポートを楽しみに待ちましょう。

(文・森のレポート部 香山明子)

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