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更新日2014年6月4日

藤本工業/メイドイン尼崎(vol.6)

 臨海部にある「メイドイン尼崎」企業を紹介するシリーズです。


1970年、先代社長(現会長)藤本栄二さんが市内大手企業から独立して鉄工所を創業しました。もともと溶接・プレスの下請け業務が中心でしたが、仮設資材メーカーから作業台の制作依頼を受けたのを契機に、自社製品の開発を始めました。「足場を設置するには時間とコストがかかる…」という現場の声を聞き、コンパクトに折り畳める移動足場「フジステージ」が生まれました。ヒントを得たのはなんと救急車のステレッチャー。改良を重ね、関連商品のバリエーションも豊富に揃っています。コンパクトに収納出来る設計力と乗り心地の抜群さで、伸縮自在の広い足場はまさに職人の舞台(ステージ)。エアコン取り付けや配管工事など、短期間で行う工事などで活躍中です。(文・森のレポート部員 近森沙織)
●藤本工業(尼崎市東初島町2-46 TEL:06-6487-2751)
 

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