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更新日2020年8月5日

【森のしんぶん夏号から】尼崎の森で見つけた夏の生き物

 森のしんぶんの「トップ記事」のコーナーから記事をご紹介します。他の記事を読みたい方は、尼崎の森中央緑地パークセンターに設置されている森のしんぶんをご覧くださいね。

 外を出歩く機会が減り、昆虫や草花を目にするチャンスが少なかった今春。そんなあなたに、尼崎の森中央緑地のコーディネーターが尼崎の森の野草や虫の様子をお届けします。

 

人気の昆虫


 子どもたちに大人気のカマキリとクワガタムシ。中央緑地では、2018年に初めてクワガタムシが観察されました。大きな台風の後だったので、風に乗って飛んできたのかもしれません。今年の夏も見つかるかな。

 

トンボの激しい戦い


<雨水がたまってできた天水池に飛ぶとんぼ>

 「バチッバチバチッ」天水池の方から何やら激しい音が聞こえます。行ってみるとトンボがお互いの体をぶつけ合い戦っていました。トンボのオスは縄張り意識が強く、近付く同種には容赦なくぶつかっていきます。縄張り内に入ってくるメスを確実にゲットするためかもしれません。縄張り争いの方法は種類によって違うみたいです。天水池やお家の近くでトンボを見かけたら観察してみてください。

 

夏のゐなの花野


<らせん階段のようにぐるぐるねじれながら咲くネジバナ>


<ゐなの花野ではきれいなカワラナデシコが咲きました>

 ゐなの花野では、カワラナデシコやネジバナなど夏の野草が咲き始めます。ネジバナは春から夏にかけてよく見られるランの仲間です。不思議な形で咲く花で、一度見かけたら忘れられないお花です。咲き方は、らせん階段のようにぐるぐるねじれながら咲いているのが普通ですが、中には、全くねじれずに咲いているものや、バラバラの向きで咲いているものもあったり。家の近くで見かけたらどんな形で咲いているか、ぜひ注目してみてください。

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