森の会議

更新日2023年4月16日

4月の森の会議レポート(2023年4月1日)

 4月1日(土)は、今年度の最初の森の会議を開きました。6月の森の会議でやってみたい企画について話し合ったことや、削り馬作成の様子をご紹介します~!

 

<尼崎の森で発生したナラ枯れの話を聞きました>

 

 初参加者を交えて自己紹介をした後は、石丸さんによるコーディネーターによる、11回目の「森づくり連続ミニ講座」がありました。今回のテーマは「続報! ナラ枯れ カシノナガキクイムシのその後」です。昨年の10月に、ドングリの木を枯らす菌を運ぶカシノナガキクイムシが、尼崎の森で見つかり、大規模な伐採が必要になるかも・・・というお話がありました。それから月日が経ち、大規模な伐採は現実となったそうです。伐採後は、虫の再発生を抑制するために焼却処分しなければいけません。しかし、処分されるのはもったいない!と、“かしながホイホイ”やビニールを幹に巻き付けて、幹の中にいる虫を捕まえ、焼却処分を回避できるか実験中だそうです。伐採しない方法が見つかると良いですね。

 

<6月の森の会議に向けた企画について話し合いました>

 

 次に、6月の森の会議でやってみたい企画について話し合いました。学校ではやらないことにチャレンジできる「尼崎の森間学校」をやってみようということになり、夜の映画上映会や、食材を持ち寄って料理を作ってみるなど、沢山のアイデアが集まりました!

 

<次に、子どもでも簡単に木を削ることができる「削り馬」を作成しました>

 

 削り馬の足元にある踏台を踏むことで、木を固定でき、強い力がなくても生木を削ることができる道具です。

 

<説明書を見ながら25個のパーツを組み立てていくのは意外と難しいです>

 

<ドリルで穴をあけて釘で留めていきます>

 

<みなさん童心に帰って、夢中で作業を進めました>

 

<完成した削り馬に乗馬>

 

 作成した削り馬は、今後、イベントなどで活用されます。使える日が来るのが楽しみです~。

 次回の森の会議は、5月6日(土)にかやぶき民家で開きます。6月の尼崎の森間学校に向けて具体的な内容を話し合いますので、ご参加お待ちしております。

 

 

 

 

 

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